「日焼け止め」選び方のポイントになる種類と成分とは?

6月や7月になると悩むのが、
「日焼け止め」選びですよね。

「種類がありすぎて選び方が分からない!」
という方は、成分を比較して選んでみては?

★ 「日焼け止め」の種類と成分

「日焼け止め」は、「紫外線」のカット
の仕方によって大きく2つの種類に
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」に
分けられます。

・「紫外線吸収剤」の特徴

「紫外線吸収剤」は、「紫外線」が肌に
到達する前に「紫外線」を吸収し、熱に
変えることで「紫外線」の害から肌を守
ります。

・オキシベンゾン-3
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

などと表示されている成分は、代表的な
「紫外線吸収剤」です。

・「紫外線散乱剤」の特徴

「紫外線散乱剤」は、細かい粒子で、肌
に降り注いだ「紫外線」を弾き返すこと
で、肌に「紫外線」が当たることを防ぎ
ます。

・二酸化チタン
・酸化亜鉛

などの成分が代表的な「紫外線散乱剤」
です。

★ 「紫外線吸収剤」のメリットとデメリット

「日焼け止め」を選ぶためには、
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の
メリットとデメリットを知ることがとて
も大切です。

「紫外線吸収剤」のメリットとデメリット

・「紫外線吸収剤」のメリット

「紫外線吸収剤」のメリットは、白浮き
しにくく、軽いつけ心地で使いやすいと
いう点です。

さらに、「紫外線」をカットする力が強
いのも特徴です。

・「紫外線吸収剤」のデメリット

「紫外線吸収剤」は、肌の表面で「紫外線」
を吸収して化学反応を起こすので、肌へ
の刺激が大きくなって、肌の負担になり
肌荒れなどのトラブルを起こしやすいの
が欠点です。

また、「紫外線」をカットする力は強い
のですが、効果の持続時間が短く、こま
めに塗り直す必要があります。

★ 「紫外線散乱剤」のメリットとデメリット

「紫外線散乱剤」のメリットとデメリット

・「紫外線散乱剤」のメリット

「紫外線散乱剤」は、肌の表面で化学変
化を起こさないため、肌への刺激が少な
いのがメリットです。

また、「紫外線」カットの持続時間が長
いのも、特徴です。

・「紫外線散乱剤」のデメリット

「紫外線散乱剤」は、パウダー状のため、
白浮きしやすいというデメリットが。
つけ心地も重く、ベタベタした感触があ
ります。

★ 「日焼け止め」の選び方のポイント

肌のことを第一に考えて選ぶのであれば、
「紫外線散乱剤」が、より刺激が少ない
のでおすすめです。

クレンジングのしやすさやつけ心地など
を重視するのであれば、「紫外線吸収剤」
になります。

「日焼け止め」は、あなたがどちらを重視
するかをポイントにを選んでくださいね。

★ パッチテストで自分に合うものを探そう!

最近ではナノ化して白浮きしにくい
「紫外線散乱剤」や、マイクロカプセル化
して肌への刺激を少なくした「紫外線吸収剤」
なども多数開発、販売されています。

なので、「吸収剤」「散乱剤」それぞれを
絶対にダメと決めつけずに、サンプルをも
らって自分に合うものを探すといいですよ。

尚、自分に合う「日焼け止め」を探すとき
は、腕の内側に塗って、パッチテストをし
てくださいね。