夏は特に要注意!皮脂の過剰分泌で起こる肌トラブル5つ

「皮脂」がたくさん出て、顔テカっていませんか?

「皮脂」が増えると、「テカり」や「べたつき」
でせっかくのお化粧も台なしですよね。

しかし、「皮脂」の過剰分泌で怖いのは、
見た目の問題ではなく、お肌のトラブルです。

そこで「皮脂」が増えることで起こる
「肌トラブル」についてお伝えします。

★ 「皮脂」の放置が肌をダメにする

「皮脂」は肌の表面に膜をはって、肌を健やかに
保ってくれる。

つまり、「皮脂」は決して悪者ではない、
ということです。

しかし、それは、「皮脂」の量が適度なとき。

「皮脂」が増えすぎると肌にとってマイナス面が
出てくるようになるのです。

過剰な「皮脂」の放置は、肌トラブルが起きやすく、
肌がどんどんダメになる可能性が。

★ 「皮脂」の過剰分泌で起こる5つのトラブル

では、「皮脂」が過剰に分泌されると、
どのような「肌トラブル」が起こるのか?

過剰な「皮脂」で起こる主な「肌トラブル」は
次の5つ。

1. 毛穴の黒ずみ

「皮脂」が過剰になると、
肌に残った古い角質や汚れ、メイクの残りなど
と混ざり合って角栓ができやすい。

角栓が毛穴の出口に詰まると取り除きにくくなり、
空気中の酸素によって酸化される。

酸化された角栓は黒くなり、
毛穴の黒ずみやいちご鼻を起こすように。

2. 毛穴の開き

過剰な「皮脂」の放置は、
空気中の酸素や「紫外線」などによって酸化される。

酸化された「皮脂」は、
「過酸化脂質」と呼ばれる肌にも体にも悪い物質
に変化。

「過酸化脂質」は、肌を刺激して炎症を引き起こす。

すると、角質が厚くなって毛穴の柔軟性がなくなり、
毛穴が開いたままに。

3. ニキビ

過剰な「皮脂」で角栓ができると、
毛穴の中に「皮脂」が溜まってニキビが。

さらに、「皮脂」はニキビの原因となるアクネ菌
の大好物。

アクネ菌が過剰な「皮脂」を食べ増えると、
炎症が起き、ニキビが悪化。

4 肌老化

「過酸化脂質」という刺激物質に変身した
「皮脂」は、肌を攻撃。

この状態の放置は、肌が「過酸化脂質」から
ダメージを受け続けることになり、老化が加速。

5. 肌のくすみ

酸化した「皮脂」で肌がダメージを受けると、
ターンオーバーが乱れ始め、角質が厚くなって、
肌がくすむように。

また、「過酸化脂質」からのダメージを
肌が守るために、メラニンがたくさん作られる。

メラニンが増えると、
肌が全体的に黒ずんで見えるようになってしまう。

★ 「皮脂」が酸化しやすい夏は要注意!

高温や「紫外線」など夏は、
過剰な「皮脂」が酸化されやすいので、

夏こそしっかり「皮脂ケア」をして肌を
守りましょう。