テカるのに乾燥、インナードライとは？それが引き起こす肌トラブルは？

「肌がテカテカしているから保湿は必要ない」
なんて思っていませんか？

「テカり」は「インナードライ」の危険な状態を
表すサインでもあります。

知らずにそのまま、間違ったスキンケアを続ることは、
肌をボロボロに。

そこで、多くの人が間違ったスキンケアをしてしまう
「インナードライ」とは？をお伝えします。

Contents

★ 潤っているように見えるのは勘違い？！

肌がテカったりベタベタしたりしていると、
見た目には潤っているように見えませんか？

要注意です。「テカり」と「潤い」は全くの別物。

水分の多さは「テカり」などでは現れることはなく、
肌を触ったときの

・しっとり感
・ハリ
・弾力
・透明感

として現れるのです。

オイリー肌の方のようにテカっているけど、
肌がしっとりして水分もたっぷりある方もいます。

しかし、テカっている方の中には、
水分が失われた肌で「ハリ」がない方も
います。

肌に「ハリ」がないのに、「テカる」
という方に多いのが、「インナードライ」です。

「インナードライ」とは、
肌の表面は「皮脂」がたっぷりなのに、
肌の中はスカスカに乾燥した砂漠状態のこと。

「皮脂」は、肌の表面に分泌されて
肌をコーティングし、肌の中の水分が出ていかない
ように守り、

乾燥を感じると肌を守るために「皮脂」の分泌が
促されます。

つまり、皮脂がせっせと、次から次と出るという
ことは、

肌が「これ以上水分を出しちゃいけない！」
という状態なのです。

肌が乾燥するほど、「皮脂」はたくさん出て
見た目には「テカテカ」に。

それを「潤っている」と勘違いし、
肌から水分を奪うようなケアをすると、
「インナードライ」は悪化が進んでしまいます。

では、どうして「インナードライ」では、
肌の中がスカスカに乾いてしまうのか？

これは、単なる空気の乾燥だけが問題ではなく、

「インナードライ」では肌の細胞がガタガタに
なり隙間だらけの状態になっているからです。

水分が、隙間からどんどん逃げてしまうのです。

「インナードライ」の放置は、
様々な「肌トラブル」を引き起こしやすくなります。

先に述べた通り、「インナードライ」の肌は、
隙間だらけ。

隙間が多いことは、水分が出やすくなるだけではなく、
肌にとって刺激になる有害な物質が、入り込みやすく
なってしまうことに。

肌に炎症が起き、「ニキビ」などができやすくなって
しまうのです。

肌の内部の乾燥の進行は、肌の細胞が生まれ変わる
「ターンオーバー」の力の低下にも。

「ターンオーバー」が正常に行われないと、
さらに肌は乾燥し、

・シミ
・シワ
・たるみ
・くすみ

など美容の天敵となるトラブルがどんどん現れて
しまいます。

「インナードライ」の放置は、肌をボロボロに。

なので、「インナードライ」かな？と思ったら、
早めの対策が大切です。

早めの正しい対策は、「インナードライ」を
改善しやすくなりますよ。