「インナードライ」のケアで注意が必要なのが、
「オイリー肌」のケアと同じケアをしてはダメ
ということ。
「インナードライ肌」と「オイリー肌」は、
よく似ていますが、「肌の状態」や「ケア方法」
が全く違うのです。
そこで、「インナードライ肌」と「オイリー肌」
の違いと見極め方についてお伝えします。
Contents
★ 肌のタイプは「油分の量」と「水分の量」で分けられる
肌のタイプは、「油分の量」と「水分の量」
で分けられます。
「油分の量」とは、「皮脂」の分泌量のことで、
「皮脂」が出やすいかどうかで判定。
「水分の量」とは、肌の内部の水分を逃さずに
蓄える力。
保湿力の高い潤った肌ほど、
トラブルや刺激に強くなるのです。
★ 「オイリー肌」は「油分」も「水分」も多い状態
「オイリー肌」とは、「脂性肌」のこと。
「油分」である「皮脂」が多く、特徴は、
「テカテカ」していたり、「毛穴」が目立ちやすい。
また、「オイリー肌」は、
肌の内部の「水分」も豊富で、保湿能力の高い肌
でもあり、
「シワ」が少なく、肌には「ハリ」があります。
外からの刺激に強いのも「オイリー肌」の特徴。
「オイリー肌」の場合、
「皮脂」を増やさないケアが必要。
「油分」を化粧品で与えすぎることなく、
さっぱりめの「スキンケア」で「皮脂」
のバランスを取ることが大切です。
★ 「インナードライ肌」は「油分」が多く「水分」が少ない
「インナードライ肌」は、
「オイリー肌」と同様に「皮脂」が多く出てくる
ので、「オイリー肌」と同じく、
「テカり」やすかったり、「毛穴」が開きやす
かったりするのは、「オイリー肌」と同じです。
「オイリー肌」」との違いは「水分量」。
「インナードライ肌」では、肌の「水分」が
逃げやすく、保湿力が低下した状態で
「水分量」が少ない。
肌の内部の「水分量」が少ないので、
「オイリー肌」とは逆に「ハリ」がなく、
「シワ」ができやすいのです。
「インナードライ肌」の場合、
「皮脂」を取りすぎないで、
肌を保湿するケアが大切。
★ 「オイリー肌」と「インナードライ肌」の簡単な見分け方
「オイリー肌」と「インナードライ肌」
を見分けるための効果的な方法は、
以下になります。
1. 洗顔後の肌の状態を観察する
洗顔をした後、肌の状態に注意してみましょう。
洗顔後、つっぱり感などを感じないで、
すぐに「皮脂」が浮いて来る場合は、
「オイリー肌」の可能性が高く、
洗顔後肌がつっぱり、
しばらくしてから「皮脂」が浮いて来る場合は、
「インナードライ」の可能性が高いでしょう。
2. シワやハリの状態を観察する
「オイリー肌」は、
「ハリ」があり、「シワ」ができにくい。
「インナードライ肌」は、
「ハリ」がなく、「シワ」ができやすい。
肌の状態を見て、
「ハリ」のなさや細かい「シワ」があるなら、
「インナードライ肌」の可能性があるので、
疑ってみましょう。
★ 「オイリー肌」のケアが「インナードライ」を悪化させる
「オイリー肌」と「インナードライ肌」
は似て非なるもの。
実は「インナードライ」なのに、
「オイリー肌」のケアを続けると、
肌の乾燥が悪化してしまいます。
もし自分の肌状態が分からないときは、
保湿はしっかりしましょう。