インナードライ対策にはセラミド! その理由と3タイプの保湿成分

「インナードライ」の改善には、
肌の「保湿」は欠かせません。

そこで活用したい成分が、「保湿成分」。

「保湿成分」は働きにより、
3つのタイプに分けられます。

そこで、「インナードライ」対策のための
「保湿成分」の種類と働きについて
お伝えします。

★ 「保湿成分」は3つのタイプ

「保湿成分」にはたくさんの種類があります。

よく利用される「保湿成分」は、
「保湿」の仕方によって、
大きく次の3つのタイプに分けられます。

・水分をサンドウィッチする
・水分を抱き込んでキープする
・水分を吸着する

★ 「保湿成分」はタイプで「乾燥」への効果が違う

3つのタイプの「保湿成分」は、
「保湿」の仕方が違うだけでなく、

「保湿」の仕方が違うことで、
「乾燥」に対しての効果の高さが変わります。

最も「保湿力」があり、「乾燥」対策にぴったり
なタイプが、「水分をサンドウィッチする保湿成分」。

次に「保湿力」があるのが、
「水分を抱き込んでキープする保湿成分」。

「抱き込むタイプの保湿成分」は
「保湿力」と価格のバランスがよく、最も多く
販売されている一般的な成分です。

一番「保湿力」が低いのが、
「水分を吸着するタイプの保湿成分」。

秋冬などの「乾燥」する季節には、おすすめ
しませんが、肌触りがよいというメリットが。

★ 3つのタイプの「保湿成分」の詳細

3つのタイプの「保湿成分」について
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 水分をサンドウィッチする保湿成分

「水分をサンドウィッチする保湿成分」は、
「細胞間脂質」と呼ばれる成分。

「細胞間脂質」は、角層内の細胞と細胞の間を
埋めている成分で、細胞同士をしっかりとつないで
角層内の「水分」を閉じ込めます。

サンドウィッチのように、「水分」を挟んで
離れないようにしているような状態で、

「細胞間脂質」は肌に「水分」を閉じ込めておく力
の80%も担っています。

具体的な成分名は、

・セラミド
・スフィンゴ脂質
・ステアリン酸コレステロール

などです。

2. 水分を抱き込んでキープする保湿成分

「水分を抱き込むタイプの保湿成分」は、
「水分」を保持して流れ出るのを防いでくれる働き。

具体的には、

・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・エラスチン

などの肌の奥にある成分です。

これらの成分は大きいので、肌の奥にまで届ける
ことはできませんが、肌の表面で「水分」を維持
するのに役立ってます。

3. 水分を吸着する保湿成分

「水分を吸着するタイプの保湿成分」は
「保湿」する力が最も乏しい成分。

具体的には、

・アミノ酸
・尿素

などの成分を含む
「天然保湿因子(NMF)」になります。

「天然保湿因子」とは、角質細胞の中で「水分」
が出ていかないようにしてくれる成分。

「水分」を吸着する「保湿成分」として

・プロピレングリコール(PG)
・グリセリン

以上の多価アルコール類も使われます。

★ 「インナードライ」対策には「セラミド」!

いろいろな種類の「保湿成分」をご紹介しましたが、
「インナードライ」対策におすすめは「セラミド」。

「セラミド」は「保湿成分」の中でも特に、
肌の「乾燥」に効果の高い成分なのです。


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