梅雨のだるさは「自律神経」の乱れが原因?解消法は?

季節によって体調が変化した経験はありま
せんか?

特に風邪を引いたわけでもないのに、だるさ
や疲労感、頭痛など様々な体の不調が表れや
すくなるときがあります。

季節による不調には、「自律神経」の働きが
影響しているのです。

★ 「自律神経」は季節の影響を大きく受ける

「自律神経」は外部の変化から体を守り、体内
を一定の状態にコントロールする働きがあり
ます。

気候の変化は、外部の変化の一つです。
気温や気圧、湿度など季節によって気候が
大きく変わりますよね。

季節が変化するごとに「自律神経」はフル
稼動して、体の中をコントロールしなけれ
ばならなくなります。

特に季節の変わり目は、1日の中でも温度
が大きく変わるなど、環境の変化が大きく
なります。

そのため、「自律神経」が働きすぎで疲れ
きってしまい、正常に働けなくなることで、
様々な体の不調が起きてしまうのです。

★ 梅雨のだるさは「自律神経」の乱れが原因かも

梅雨は一年の中でも、体調が悪くなりやす
い時期です。

梅雨の時期は、ちょうど春から夏への季節
の変わり目になります。

梅雨になると、体がだるくなって何もする
気になれない日も多いですよね。

「自律神経」の乱れが、この梅雨のだるさ
の原因の一つに考えられます。

梅雨は、1年の中でも「自律神経」が乱れ
やすい季節になるのです。

★ 梅雨の時期は心身へのストレスが多い

ではなぜ、梅雨の時期に「自律神経」が乱
れやすくなるのか。

それは、梅雨特有の気候が大きく影響し、
心身へのストレスが多くなるからです。

・雨と晴れ間の温度変化が激しい

梅雨の時期の特徴といえば、長く続く雨
です。

雨が降り続いている時期は、1日の温度差
はあまりありませんが、肌寒く感じるくら
い冷えることも多くなりますよね。

一方で、梅雨の合間に晴れになると、気温
がグンと高くなります。

この雨の日と晴れの日の温度の大きな変化
に「自律神経」が対応しきれなくなると、
「自律神経」が乱れて不調を引き起こすの
です。

・日照時間が短い

梅雨で雨が長く続くと、日照時間はもちろん
短くなります。

梅雨は1年の中でも日照時間が短くなる時期
になります。

「自律神経」は、25時間でリズムをとって
いる体の中を、環境に合わせて24時間に修正
する働きがあります。

体内のリズムを24時間に修正するときに利用
されているのが、日光です。

梅雨の時期に日光を浴びることがあまりでき
なくなると、「自律神経」が体内のリズムを
コントロールできなくなり、正常に働けなく
なってしまうのです。

なので梅雨の時期は、積極的に日光を浴びる
ようにしましょう。

・湿度が高い

梅雨の特徴といえば、湿度の高さです。

じめじめとした不快感はそれだけで、心身の
ストレスになりますよね。

また、梅雨で湿気が多くなると、汗による
体温の調節が難しくなります。

梅雨の時期は、体温調節が難しくなるため、
熱が体にこもって、熱中症にもなりやすい
のです。

「自律神経」は、汗を出す量をコントロール
することで体温を調節しています。

そのため、湿度が高くなって汗による体温
調節が上手くできなくなると、「自律神経」
は体温を調整するために働きっぱなしにな
ります。

すると、「自律神経」がオーバーワークで
疲弊して、正常に働けなくなるのです。

梅雨の時期は、除湿機能などを上手く使っ
て湿気対策することも大切です。

★ 梅雨の時期はリフレッシュ習慣をつけよう

梅雨の時期にだるさや頭痛などの不調を感
じた場合は、「自律神経」が乱れている
可能性を疑ってみましょう。

リフレッシュする習慣をつけることで、
梅雨の時期に体調不良を起こさず、心身へ
のストレスを和らげることにつながります。

おすすめは、ぬるま湯での入浴です。
40度くらいのお湯で入浴することで、心身
をリフレッシュさせることができますよ。