健康のために、朝の運動などしていますか？
しかし、朝の運動は注意が必要です。
朝にジョギングなどの激しい運動は、とても
危険なのです。
朝の運動は、「自律神経」に影響を与え、健康
を損なうリスクがあるからです。
Contents
★ 「自律神経」は朝に切り替わる
「自律神経」は、ずっと同じ強さで働いて
いるわけではなく「交感神経」と「副交感神経」
が、一日の中で働く強さを変えながら体の
バランスを調整しているのです。
「交感神経」は朝から昼にかけて働きが強く
なり、昼から夜にかけて弱くなります。
「副交感神経」は朝から昼にかけて働きが
弱くなり、昼から夜にかけて強くなります。
昼は「交感神経」が主役となり、夜は
「副交感神経」が主役となるのです。
朝は「副交感神経」が強い状態から「交感神経」
が働き始める状態に切り替わる時間帯になります。
★ 朝は「自律神経」が不安定に
なりやすい
朝は「自律神経」にとって一番重要な時間帯です。
主役が「副交感神経」から「交感神経」に
替わる朝は、「自律神経」が不安定になり、
バランスを崩して働きに支障が出やすくなる
のです。
★ 朝のジョギングは「自律神経」を
乱れさせる？！
「自律神経」は、朝の切り替えているときに
大きな負担を強いられると、混乱をしてしま
います。
特に注意が必要なのが、ジョギングです。
朝にジョギングを健康のためにしているかも
しれませんが、
ジョギングは起きたての「交感神経」をいき
なりフル稼動させてしまうことになり、
「副交感神経」との切り替えが上手くいかず、
「交感神経」が必要以上に働いて暴走して
しまいます。
「交感神経」が暴走することは、もちろん
「自律神経」のバランスを崩すことになり、
体の中を正常にコントロールすることが難し
くなります。
★ 「交感神経」の暴走で命が脅か
される？！
「交感神経」の暴走は、ときには命さえも
奪ってしまうことに。
「交感神経」が暴走して働くことは、血管を
急激に狭め、血圧を高くしてしまうのです。
脳卒中や心筋梗塞など重大な病気を発症しや
すくなります。
一日の中で、脳卒中や心筋梗塞が起こりやすい
のは、朝、目が覚めてからの1時間、という
データもあるのです。
健康のために、命を危険にさらさないためにも、
朝に負担の大きい激しい運動はしないように
しましょう。
★ 朝に運動するならウォーキング
朝の運動には、ジョギングではなくウォーキング
がおすすめです。
ただし、早歩きのウォーキングは、「自律神経」
の負担になってしまうので、
散歩を楽しむような、ウォーキングにしま
しょう。
朝のウォーキングは日光浴にもなるので、
「副交感神経」と「交感神経」の切り替えを
スムーズにする効果もあるのでいいですよ。
