春になりましたね。
そろそろ「紫外線」のことが気になってくる
季節ですね。
「え、紫外線って夏に強いんじゃないの？」
なんて思っていませんか？
実は、1年のうち一番「紫外線」が強いのは、
5月と言われています。
そして、その前月である4月も「紫外線」は
かなり強くなっているのです。
うららかな日差しですが、あなたのお肌に
強力な「紫外線」が降り注いでいるということ
に気をつけましょう。
ノーガードのまま外に出ていると、「日焼け」
はするし、しみ、しわやたるみなど、お肌の
トラブルにもつながってしまうのです。
4月から「紫外線対策」をしっかりやって、
お肌へのダメージを最小限にしましょう。
★ 「紫外線」とは
「紫外線」は、太陽から放出される光線の
1つ。
「紫外線」と言うと、悪いイメージしかあり
ませんが、お肌に役立つ要素もあるのです。
たとえば、「紫外線」は「ビタミンD」の合成
を促進し、抗菌、殺菌作用もあります。
しかしもちろん、お肌の害になる側面も。
すぐに思いつくのはもちろん、
お肌への害ですが、
そのほか、白内障を引き起こすもとになったり、
全身の免疫力を低下させたりです。
★ 「紫外線」は、2種類
紫外線には、2種類あります。
「UVA波」と、「UVB波」です。
「UVA」と「UVB」は、その性質がかなり
異なります。
それぞれの特徴をわかった上で正しく対策を
取りましょう。
・UVA波
長い波長の「紫外線」
太陽から放出される95％が地表に届き、
年間通じて降り注ぎ、真皮の奥まで届いて
しまうのです。
「UVA波」を浴びると、数日後に「サンタン」
と言われる状態に。
「サンタン」は、長い年月を経て、
しわやたるみなど、肌老化を引き起こすもの。
つまり、アンチエイジング的にダメージの
大きい「紫外線」です。
DNAを損傷させてしまう、発がんリスクのある
「紫外線」でもあるのです。
・UVB波
中間の波長の「紫外線」5%が地表に届き、
夏に強くなるという特徴。
表皮の最深部まで届きます。
「UVB波」を浴びると、「サンバーン」という
状態に。
「サンバーン」は、「日焼け」の後に赤く
なる状態です。
・UVC波
「UVC波」は、波長が短く、大気圏内で吸収
され地表に届かないので、これには注意しな
くてもOK。
★ 「紫外線」の特徴を正しく知って季節を問わず対策
日光からの「紫外線」から、人体が受ける影響
が研究されてきた結果、
「季節を問わず対策が必要」と言われています。
しかし、「UVA」と「UVB」に関する知識は、
一般的にあまり浸透していません。
とくに、「UVA」は
屋根のある屋外や、窓のある室内にも降り注い
でいるということについて、あまり認識されて
いないでしょう。
「屋根があるから大丈夫」
「部屋の中だから大丈夫」
ではないのです。
短期的な「日焼け」予防はもちろんですが、
10年後、20年後のためにも日焼け予防をして、
美肌を維持しましょう。
