インナードライには保湿! 水分の補給は?

「皮脂」が多い、なのに肌の中は「乾燥」、
「インナードライ」はとても厄介です。

「ケア方法」を間違えると、
「インナードライ」はいろいろな「肌トラブル」
を起こすように。

そこで、「インナードライ」の肌を改善する
ために、本当に必要な「ケア方法」について
お伝えします。

★ 「インナードライ」の肌の水分補給

「インナードライ」への対策方法で、
最も大事なのが、乾燥の改善。

そのために、化粧水をたっぷりと使って
「保水」される方も多くいらっしゃいますよね。

安価な化粧水を大量につけるスキンケア方法とか、
メディアでも取り上げられていますし。

でもこれって、実はNG。

化粧水だけを大量につけるのは、
「インナードライ」の「乾燥対策」としては
よくありません。

「インナードライ」に水分ばかりの補給は、
あまり意味がなく、

それどころか、水分を大量につけることで、
水分が蒸発するときに肌の水分もいっしょに
出てしまい、余計に乾燥がひどくなることも。

★ 「インナードライ」は「水分」不足が原因ではない

「「乾燥」しているってことは、水分が足りない?
なのに、なぜ水分をいっぱい補給したらダメ?」
て思いませんか?

「インナードライ」は、ただ単に水分が足りていない
ことが原因ではなく、

「インナードライ」の肌は大きな欠陥があり、
その欠陥があることで水分が出ていくだけ。

つまり、「インナードライ」を解決するには、
欠陥を解消することが、水分を補うよりも、
大事ということなのです。

★ 「インナードライ」は「水分」を閉じ込められない

「インナードライ」の大きな欠陥とは、
「水分」を閉じ込められないこと。

「インナードライ」の肌は、
ひび割れた地面のようで、隙間からどんどん
「水分」が出てしまいます。

健康的な潤っている肌は、細胞の大きさが揃い
綺麗に並び、細胞の間を細胞間脂質が隙間なく
埋まっています。

肌の中の「水分」が抜け落ちない仕組みです。

「インナードライ」では、細胞の間を埋めている
細胞間脂質が少なく、隙間が出来ていて、

さらに、肌の「ターンオーバー」が乱れ、成長
しきれていない未熟な細胞が増え、細胞の並び
がガタガタになり、隙間ができやすく。

「インナードライ」は、ただ「水分」が足りない
のではなく、隙間だらけで「水分」が逃げ、
肌が乾燥して「皮脂」が増えるということなの
です。

★ 「インナードライ」の改善は「水分」を閉じ込める

「インナードライ」の改善には、
「水分」が肌から抜け出るのを防止・改善する
ことが必要。

そのスキンケアは、「保湿」です。

「保湿」とは「水分」を肌に留めさせるケア方法。
「水分」を補う保水とは違います。

「保湿ケア」で、「水分」を肌に留めるのを
高めると、肌の「ターンオーバー」も改善、
肌本来の「水分」を閉じ込める仕組みがきちんと
働くようになります。

「インナードライ」になったら、
むやみに化粧水をつけることなく、「保湿成分」
を適切に補うことを心がけましょう。