「角栓」を取り除くのに効果的な
「酵素洗顔」ですが、実はケア方法には
気をつけなければならないこともあります。
特に、肌の状態によっては「酵素洗顔」を
行わない方がいいときも。
そこで、「酵素洗顔」に
向いている人と向いていない人、
「酵素洗顔」を中止した方がいいケースなど
についてお伝えします。
★ 「酵素洗顔」で改善できる肌の悩みとは?
「酵素洗顔」は、肌にこびりついた「角質」や
毛穴の奥に入り込んだ「皮脂」などを分解して
取り除く効果があります。
目に見えて鼻などに「角栓」が出来ていなくても、
様々な肌の悩みを解決してくれるのです。
「酵素洗顔」は、肌の悩み改善に効果を発揮します。
以下のように
・いちごヘッドなど鼻の黒ずみ
・あごや小鼻のざらつき
・化粧のりの悪さ
・肌のトーンが暗くなった
・肌全体がくすんでいる
・化粧水の浸透が悪い
「酵素」の中でも特に「パパイン酵素」は、
肌表面の死んだ「角質細胞」のみを取り除きます。
そのため、古くなった「角質」が
溜まることで起こる、
・くすみや化粧のりの悪さ
・化粧水の浸透力の悪さ
などを改善することができるのです。
特に、加齢によって遅くなってしまった
ターンオーバーを改善するのに役立ちます。
★ 「酵素洗顔」が向いている人
様々な肌の悩みを解決してくれる「酵素洗顔」
ではありますが、向き不向きがあります。
向いている人が「酵素洗顔」を行うと、
メリットは大きいのですが、
向いていない人が行うと、
デメリットが大きい。
「酵素洗顔」で
メリットの方が大きくなる、向いている方は、
・健康な肌状態の方
・「角栓」ができやすいオイリー肌の方
・肌のターンオーバーが遅くなっている方
「酵素洗顔」では、肌の表面の「タンパク質」を
分解して溶かすため、程度の差はありますが
肌には刺激を与えるのです。
そのため、肌が健康な状態なときに行わないと、
トラブルを起こす原因にも。
★ 「酵素洗顔」が向いていない人
「酵素洗顔」が向いていない人は
肌が刺激に弱くなっている人です。
具体的には、
・乾燥している
・敏感肌
・インナードライ肌
などの方は、
「酵素洗顔」は避けた方がいいでしょう。
「酵素洗顔」は、肌表面の「角質」を溶かします。
敏感肌やインナードライ肌の方は、
ターンオーバーが早くなりすぎて肌表面に
未熟な細胞が出てきている状態なので、
「酵素洗顔」をすると、
ターンオーバーをさらに乱れさせる原因に。
また、乾燥が悪化する可能性もあるため、
混合肌の方は、
「皮脂」が多いTゾーンのみに行うなど、
乾燥している場所を避けるよう注意しましょう。
★ こんなサインが出たら「酵素洗顔」は止めよう!
「自分の肌は健康肌やオイリー肌だから大丈夫」
と思っていても、実際は肌の内部が乾燥している
ことも少なくないのです。
もし、「酵素洗顔」を行って、
・ヒリヒリする
・肌が赤くなった
・痛みを感じる
などの症状を感じた場合は、
すぐに「酵素洗顔」を止めましょう。
自分では分かっていなかったり、自覚がなかったり
しても、肌が刺激に弱い状態になっていることも
あるので。
また、健康肌の方でも、「酵素」によっては
合う合わないはありますし、
「酵素成分」でアレルギーを起こすこともあるので、
気をつけましょう。