「ビタミンC」はシミを防いで肌を美白にして
くれるだけではなく、
コラーゲンの合成をサポートして肌のハリを
保ってくれる優秀な美容成分です。
「ビタミンC」は塗っても食べても美容に
効果的です。
しかし食べる場合、いくつか守らないといけ
ないポイントがあります。
Contents
★ 「ビタミンC」はすばやく調理する
「ビタミンC」は水溶性ビタミンの一つであり、
水に溶け出るのが特徴です。
水に長い間浸したり、茹でたりすると、
「ビタミンC」が抜け落ちてしまいます。
なので、すばやい調理が大切です。
野菜や果物を洗うときは手早く洗い、加熱も
短時間で、茹でた場合はスープなどにして
茹で汁も飲むようにしましょう。
★ 「ビタミンC」はこまめに摂る
「ビタミンC」は一気に大量に摂っても、
しっかりと吸収できません。必要量以外は
体の外に排泄されてしまいます。
また、摂った「ビタミンC」は体の中に溜め
ることができず、数時間で尿と一緒に出て
しまいます。
「ビタミンC」は一気に摂るよりも、少量
ずつに分けてこまめに摂る方が、効率よく
効果的に働かせることができます。
★ 「ビタミンC」は朝と夜に摂る
「ビタミンC」は朝と夜に摂るのがおすすめ
です。
朝に「ビタミンC」を摂ることで、「紫外線」
によって増える「活性酸素」から肌を守る
ことができます。
夜寝る前に摂ると、「ビタミンC」をより長く
体内に溜めて、コラーゲンの合成をサポート
することができるのです。
1日に1回しか「ビタミンC」を摂れないので
あれば、より体内に溜まる夜寝る前がおすすめ
です。
★ 「ビタミンC」は食後に摂る
「ビタミンC」は食前よりも食後に摂るよう
にしましょう。
お腹が空いている食前に摂ると、「ビタミンC」
はスピーディーに吸収され、スピーディーに
排出されてしまいます。
食後のお腹がいっぱいのときに摂ることで、
吸収も排出もゆっくり行われるようになり、
より効率よく体の中に取り入れられます。
★ 「ビタミンC」は「ビタミンP」
と一緒に摂る
「ビタミンP」は「ビタミンC」の働きを
サポートします。
「ビタミンP」はビタミンではなく、ポリフェ
ノールの一つです。
「ビタミンC」を安定させて、「ビタミンC」
の働きを増強してくれる効果があります。
「ビタミンP」には、みかんなどの柑橘類に
多く含まれる「ヘスペリジン」や、そばに
多く含まれる「ルチン」などが挙げられます。
「ビタミンC」を摂るときは、「ビタミンP」
が含まれる食品も一緒に摂るようにすると
いいでしょう。
★ 「ビタミンC」の摂取目安量
「ビタミンC」の1日あたりの摂取目安量は、
男女ともに100mgです。
しかし、以下の習慣がある人は「ビタミンC」
が消耗されやすいので、より積極的に摂る
ようにするといいでしょう。
・喫煙
・飲酒
・ストレスが多い
・激しい運動をする
★ 「ビタミンC」を多く含む食品
「ビタミンC」を多く含む食品と、
食品100gあたりの「ビタミンC」の含有量は
以下の通りです。
・ケール(青汁) 1100mg
・パセリ(乾燥) 820mg
・せん茶 260mg
・グァバ 220mg
・焼きのり 210mg
・赤ピーマ(炒め) 180mg
・芽キャベツ(生) 160mg
・ゴールドキウイ 140mg
・アセロラジュース(果汁10%) 120mg
「ビタミンC」は果物に多いというイメージが
ありますが、ピーマンやお茶からも多く摂る
ことができます。
特に日本茶には、「ビタミンACE」が揃って
いるので、おすすめです。