セラミドを増やすための、美肌作りに必要な脂質の上手な摂り方

健康と美容のためにって
野菜ばかりの食生活とかしていませんか?

その食生活が肌を乾燥させている可能性が。

実は、肌の健康を保つためには、
悪者扱いされている「脂質」も重要。

肌の潤いを守っている「セラミド」を増やす
ためには、「脂質」が重要、必要不可欠です。

そこで、「脂質」を賢くとりながら
「セラミド」を増やす方法についてお伝えします。

★ 「脂質」は美肌作りに必要な栄養素

美肌を作る栄養素と聞くと、「ビタミン」を
イメージしませんか?

確かに「ビタミン」は美肌を作るのにとても大切。

でも、「脂質」もビタミンと同じくらい美肌に
重要な栄養素なのです。

「脂質」は、細胞を覆う細胞膜の材料と言えます。
「脂質」をしっかりと取らないと、細胞はきちんと
働けなくなります。

さらに、美肌ともつながりの深い「ホルモン」は、
「脂質」が原料に作られ、

「脂質」が不足すると、「ホルモン」もきちんと
分泌できなくなり、肌にも影響が出てしまいます。

★ 「セラミド」は「脂質」を原料に作られる

肌のバリア機能の大半を担当しているのが、
「細胞間脂質」の「セラミド」で、

「セラミド」も「脂質」から作られています。

「脂質」が足りないと、「セラミド」を十分に
作れず、肌はどんどん弱くなってしまう。

★ 「脂質」が足りないと肌は干からびる?!

では、「脂質」が足りないと肌はどのような状態
になるのか?

「脂質」が足りなくなった肌は、

・水分を保てなくなり乾燥する
・細胞膜が弱くなって敏感肌になる
・アレルギーを起こしやすくなる
・アトピーになりやすくなる

など、以上のようなトラブルを起こすように。

つまり、「脂質」が足りないと刺激に対して弱い
「乾燥」した肌になってしまいます。

★ 上手な「脂質」の摂り方

「脂質」が肌に必要だからといってむやみに
「脂質」を摂ればいい、という訳ではなく。

「脂質」は、質のいい油から摂らなければなり
ません。

悪い油ばかり摂ると、肌は余計にトラブルを
起こしやすくなるからです。

悪い「脂質」を原料に細胞膜が作られると、
細胞が正常に働けなくなってしまうことに。

「積極的に摂りたい脂質」と「避けるべき脂質」
は以下の通り。

油は質を重視、新鮮なものを新鮮なうちに食べる
よう心がけましょう。

・積極的に摂る脂質

「積極的に摂りたい脂質」は、
「オメガ3系」と呼ばれる「必須脂肪酸」。

「必須脂肪酸」は、体の中では作り出せない。
なので外から摂ることが大事。

「オメガ3系」の油は、
血液をサラサラに、細胞を元気にし、

・エゴマ油
・アマニ油
・青魚

に豊富に含まれています。

「オメガ3系」の油は熱に弱いので、
加熱せずに新鮮なものを食べるといいでしょう。

・避けるべき脂質

「避けるべき油」は、「オメガ6系」の油。

「オメガ6系」の油は、「オメガ3系」の油と
同じく「必須脂肪酸」ですが、現代人は摂りすぎ
ている傾向があるため、食べるのを控え目にした
方がいいでしょう。

「オメガ6系」が多く含まれている

・コーン油
・ひまわり油
・紅花油

などは、アレルギーをより悪くする原因にも
なってしまうので注意が必要です。

また、「トランス脂肪酸」にも注意。

「トランス脂肪酸」は、

・マーガリン
・ファットスプレッド
・ショートニング

に多く含まれる人工的な油で、
アメリカやヨーロッパでは、規制が厳しくされて
います。

「至上最悪の油」とも言われるくらい美容や健康
に悪影響も考えられるので、出来るだけ避ける
よう気をつけた方がいいでしょう。


オメガ3-DHA&EPA&アルファリノレン酸