「内臓脂肪」が増えると太り体質、肥満の原因に!

体に悪い働きをする「内臓脂肪」は、実は、
「ダイエット」の邪魔者でもあります。

「内臓脂肪」は早めに落としておくに越した
ことはないと言えます。

では、どうして「内臓脂肪」は健康だけでは
なく、「ダイエット」の弊害にもなってしま
うのでしょうか?

★ 「内臓脂肪」は色々な働きを持つ物質を分泌している!

「内臓脂肪」はただ単にエネルギーを溜める
だけの場所ではないのです。

「内臓脂肪」は、「アディポサイトカイン」と
呼ばれる体の中で色々な働きをする物質を分泌。

「アディポサイトカイン」には、種類があり、
「体に良い働きをする物質」と
「体に悪い働きをする物質」の2つがあります。

・体に良い働きをする物質

「アディポネクチン」などが挙げられます。

・傷ついて劣化した血管を修復
・脂肪を落としやすくする
・高血圧を改善
・血糖値をコントロール

などの健康に大切な働きをします。

・体に悪い働きをする物質

「TNFα」や「PAI-1」と呼ばれる物質が挙げ
られます。

・高血糖や高血圧を引き起こす
・血液中の脂肪を増やす

など、生活習慣病の原因になります。

★ 「内臓脂肪」が溜まると脂肪細胞が大きくなる?!

「内臓脂肪」の脂肪細胞は、普通の大きさの
ときは、体に良い物質をたくさん出し、
体を健康にしたり、痩せやすい体質にしてく
れるのです。

しかし、「内臓脂肪」が溜まると、脂肪細胞
はどんどんと大きくなります。

肥満の人は、なんと脂肪細胞が通常サイズの
2~3倍にも膨れ上がってしまうです。

★ 大きくなった「脂肪細胞」は悪い働きをする物質をたくさん出す

大きくなった「脂肪細胞」は、悪い働きを
する物質をたくさん出します。

すると、糖尿病などの病気になりやすくなっ
てしまうのです。

また、脂肪を上手く代謝できなくなって、
血液中に脂肪が溜まりやすくなってしまいます。

★ 大きくなった「脂肪細胞」は良い働きをする物質を出さなくなる

大きくなった「脂肪細胞」は、さらに悪いこと
に良い働きをする物質をあまり出さなくなって
しまいます。

すると、健康を維持する力が弱くなる。

また、脂肪を燃やす力が低下して、増えていく
脂肪を処理できなくなるのです。

★ 「内臓脂肪」が増えるとどんどん太り体質になる!

「内臓脂肪」が増えると、脂肪の燃焼効率が
下がったり、脂肪の代謝に異常が出るように。

すると、さらに「内臓脂肪」が増えて、良い
物質が減り悪い物質が増加し、脂肪が増えて
いくという、マイナスの連鎖が起きてしまい
ます。

つまり、「内臓脂肪」が増えるとどんどん
太り体質になってしまうのです。

★ 「内臓脂肪」の目安はウエスト周り

痩せ体質になるためには、「内臓脂肪」の
放置はいけません。

「内臓脂肪」の多さは、ウエスト周りで推定
することができます。

「内臓脂肪」が1kg増えると、ウエスト周りは
1cm増えると考えられています。

ウエストが、
女性では90cm以上、男性では85cm以上、
になると肥満に危険信号が灯るので、注意を
しましょう。


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